等差数列
(公差の例題)

  等差数列とは、等間隔で増加(または減少)する数列である。そして、この間隔を「公差」(common difference)と呼び、d と表す。
  ところで、a, a , a, a , aの5つの項の和が5、5つの項の2乗の和が25のとき、公差と5つの項を求めてみる。
  まず、5つの項の中央の項を x とし、その前後の項を(x - d), (x - 2d), (x + d),  (x + 2d) とする。

  すると、5つの項の和は

となり、これを解いて

となる。

  次に、5つの項の2乗の和については、

となり、これに上で求めた

を代入すると、

となる。
  これを解いて、




  したがって、公差は   -2 になり、

のとき、5つの文字の列は、


のとき、5つの文字の列は、

しっかり確認しておきましょう