小学校で習う分数の計算
同じ分母の分数は、そのまま加減できる。
分母と分子に同じ数をかけるか、分母と分子を同じ数で割るかしても、分数の大きさそのものは変わらない。
1は、分母と分子の等しいどのような分数にもなる
※(一部小学校の範囲を超えます)
分母が書かれない数や文字式では、分母は常に1である。
※(一部小学校の範囲を超えます)
帯分数と仮分数
分数の掛け算・割り算
分母どうし分子どうしを掛け算すればよい。途中計算では、斜めに約分を行ってもよい。帯分数は、仮分数に直してから計算する。割り算では、割る数を逆数に直してから掛け算を行う。
※(中学生以降では、計算結果は仮分数のままでかまいません)
中学校で習う分数の計算
割り算は、分数式に直して計算できる。指数(累乗)の計算は、分母・分子間で指数の差を求める。
多項式を単項式で割る場合には、下のように計算する
多項式を整数で割った分数どうしの加法・減法は、通分を行ってから同類項間の加減を行う。多項式の展開を行う際に、符号にはくれぐれも注意する。
平方根を含む分数では、平方根どうし、整数どうしはそれぞれ約分可能である。
分母に平方根がある場合、分母の平方根と同じものを分母・分子にそれぞれ掛けることにより、分母の平方根を消すことができる。
数2(高校)で習う分数式
分母が多項式の分数式
x=2, x=-2 のときには、この数式は成立しません。分母がゼロだと、すなわちゼロで割るとエラーになります。電卓を使って、好きな数字をゼロで割ってみてください。
※因数分解の公式はよく出てくるので、忘れてしまった人は復習しましょう。
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分数式の通分と計算
x=1, x=-1 のときには、この数式は成立しません。分母がゼロだと、すなわちゼロで割るとエラーになります。
繁分数式の計算
(分母と分子に同じ数や文字や因数を掛けても、分数の大きさが変わらないことを利用する)