2次方程式の解き方
平方根の考え方を利用する解き方
という形になる方程式を2次方程式(quadratic equation)という。
この等式において、b = 0 (a≠0) になるときは、
という簡単な数式に変化する。
例
……………………………………
因数分解を利用する解き方
という形の方程式において、
の部分を因数分解できるときには、簡単に解を求めることができる。
例
※因数のどちらか一方がゼロになれば、この等式は成立する。
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解の公式を利用する解き方
という形の式においては、
という一般式を用いた解法が成立する。
例
……………………………………
解を判別する
2次方程式の解は、原則として2つ求められる。しかし、解が重なって1つになったり(重解)、あるいは実数の範囲では解がなくなったりする場合もある。
実数の解が2つ求められる場合
上の実例で示したように、解の公式を用いて2次方程式を解く場合に √の中の
b×b - 4×a×c の部分が正の数 になるとき、実数の解が2つ求められる。
の解を求める式
において
として、
D > 0
のとき、実数解が2つ求まる。
例
実数の解が1つだけ求められる場合
D = 0
のとき、実数解が1つ求まる。
例
実数の解が求められない場合
D < 0のときには実数の解は求められないが、虚数の解が2つ求まる。
例